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《役立つ知識》自信をつける近道

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 自信とは、デジタル大辞泉で調べてみると「自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと」と書いてありました。
 自信があるというと、堂々としていたり社交的に見えたり、能力が高そうなイメージがあるかもしれません。自信を持ちたい!という方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そして、“もっと自信持ちなよ”と言われた経験があったり、“自信がないのはいけないことだ”と感じている方も多いでしょう。

 しかし、自信があるからといって成功するとは限りません。やや古い論文ですが、2003年のRoy F. Baumeisterらの研究では、自信があるからと言って学業の成績や仕事のパフォーマンスが高いとは限らないと示しています。たしかに、自信がありすぎると自分の意見を強く言いすぎ、他人の意見を受け容れなくなるかもしれません。人を見下したり、自己愛が高くなってしまうでしょう。そう考えると、自信が低いことも悪いことではないかもしれません。自信がないとは、慎重とも言えます。危険予測能力があり、他者の意見を聞き入れるとも言えます。人間関係でのトラブルは少ないかもしれません。

 けれど、自信がないのはつらいと感じるかたもいらっしゃるでしょう。では、自信がないとはどのような状態なのでしょうか。辞書を逆にすると「自分で自分の能力や価値などを信じられないこと。自分の考え方や行動が正しくないと信じて疑わないこと」と言えるのかもしれません。自信がないことで、いろいろなことが出来なくなりそうです。すると、なにが出来たら自信がつくのでしょうか。どうなったら自信がある状態と言えるのか、具体化することが大切です。具体的にすることで、何をしていくかがはっきりします。
自信は目に見えないものです。そのため、自信をつけたい方は “ 自信の見える化 ” が大切になります。それが自信をつける近道でしょう。

 色々と考えてきましたが、自信があるかないかは他人が決めるものではなく、自分で決めるものです。自信のことで悩み始めたときは困難にぶつかっている時かも知れません。そんな時はお気軽に相談にいらしてください。

作成者:コマさん

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