“食はマインドフルネスに通ず”を提唱して早数か月。最近直面した難題についてお話してみようと思います。
先日、「人生で1度は食べたいもの」に位置する憧れの料理こと「ひつまぶし」を食べる機会に恵まれた時のこと。最近の自分のモットーに従い、マインドフルにひつまぶしを食べることを決意しました。最初の1口こそ、丹念に味わって食せた実感があったのですが、ここで事件が起こります。気がつくと、最初に盛りつけた1杯目が無くなっているのです。
ひつまぶしのあまりの美味しさに、食へ没頭しすぎてしまい、無我夢中で食べてしまったのでしょう。BOKUは愕然としました。「これはこれでマインドフルネスなのだろうか。はたまた、ただ欲に負けてしまったのだろうか。っていうかこんなグルメ漫画みたいな現象、本当に起こるのか」といった考えが、頭を駆け巡りました。今でも、あの瞬間はマインドフルだったのかどうか、結論は出ていません。実に奥深いものです。
ちなみに、その時に出した答えは、「それはともかく、冷める前に食べよう」でした。マインドフルであったかはともかく、「美味しくご飯を食べる」という価値には沿っていた、ということで良しとしましょう。
ペンネーム:3杯目の「出汁茶漬け風」が大好きなBOKU