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《心の健康》自粛期間中の自宅での過ごし方

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 生活環境が大きく変わってきています。自宅で子どもたちと過ごす時間が増えたり、在宅勤務をしている方も増えてきているでしょう。自宅で過ごすことで楽になった部分もあるかもしれませんが、多くの方が普段と違う過ごし方を強いられストレスを抱えています。そんな状況での過ごし方のポイントをいくつかあげてみます。

① 自分を観察する
 自分自身が不安になったり、イライラしていることに気付きましょう。これからの生活への不安や家族への苛立ちを我慢しすぎるとつらくなります。自分自身の状態を観察し、対処をしていきましょう。自分の状態を書き出したり、日記をつけるのもよいでしょう。必要に応じて気分転換や一人の時間などを作ってみてもよいかもしれません。

② スケジュールを作成する
 自宅で過ごすとダラダラしがちです。この時間は勉強する、運動する、〇〇の仕事をするなどスケジュールを作成することでメリハリが出来ます。休憩時間も作ることで集中もしやすくなるでしょう。今日出来たことを振り返ったり、自分をいたわる時間を作るのも大切です。

③ 話し合う
 子どもがイライラしたり、動き回っているのは、子ども自身どうしたらいいか分からないからかもしれません。子どもが不安に思っていたり、どう過ごしたいかなど話し合ってみるといいでしょう。また、家族が一緒に居過ぎることで窮屈さがあれば、お互い一人の時間を作れるように話し合ってみるのもよいでしょう。

④ 目標を作る
 目的なく1日1日を過ごしていくと疲労がたまっていきます。小さな目標を立ててみてください。トイレを掃除する、腹筋を10回する、本を50ページ読むなどの達成しやすいものを掲げるのがコツです。

⑤ 人とつながる
 一人で抱えすぎると孤独を感じたり、家族だけで過ごすことで窮屈さを感じがちです。そんな時は人と話したり、援助者の助けを借りましょう。電話やSNSでつながるだけでなく、テレビ電話やオンライン飲み会に挑戦してみるのもよいかもしれません。つらい悩みに関しては専門家に相談してみましょう。当施設でももちろん受けつけていますが、役所のHPなどに相談先が掲載されていますしLINEでの相談が出来るところも増えてきているので、ご参考にしてみてください。

参考にしたサイト
日本心理学会
日本小児科学会

作成者:コマツ

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