《心の健康》目の前にあるものを大切にする
日々の生活の中で、やることに追われていると、目の前にあるものをなるべく効率的に処理する方法は無いかなと考えることが多くなると思います。
物事によっては、効率的に済ませられることによって、自分に余裕が出来るというプラスもあると思います。優先順位として大切なことに時間が必要ですし、雑用と呼ばれるような仕事は、言葉通り「大雑把」にまとめられ、片付けられていくこともあるでしょう。
自分が、普段大雑把に捉えたり、あまり時間を割かないでいるものは、効率よく大雑把に捉えたり、扱ったりすることが良いのだろうか。
そんな風に考えてみることも大切なのかなと最近考えています。
実は、目の前にあることを丁寧に見直してみること。一面しか見ていなかったことを、別の角度から見直してみること。そのようなことをしてみると、目の前にあるものが、時に生き生きとしていて、大切な気づきになることもあるかもしれません。
それは、物だけでなく、普段一緒に生活する家族だったり、職場の同僚だったり。居ることが当たり前になっている周りの人に対しても、改めて大切にしようという意識は大事なのではと思います。
あまりに日常になって見過ごしがちなこと(人)に対して、改めて丁寧に大切に扱うこと。
効率を求めがちな今の生活において、大事なことを気づかせてくれるきっかけになりえるかもしれません。
三杉達也