《心の健康》休職中の職場との付き合い方【最初は距離を取ること】
体調不良によって、職場を休職せざるを得ない状況なった時、職場とはどのような距離感で過ごしたら良いのだろうかと迷うこともあるかもしれません。自分が休んでしまった罪悪感もあるかもしれませんし、会社から執拗に連絡があるかもしれません。
基本的な考え方としては、まずは距離を取ることが大切だと思います。
休職したばかりのメンタルの治療の基本的な考え方は、①お薬をちゃんと飲むこと、②しっかりと休養をとること、③ストレスから離れることの3点です。休職に至る理由は様々だとは思いますが、職場のストレスが休職の要因の一つになっている場合は、
ストレスから離れる=職場と距離を取ること
を優先する必要があります。職場のことはなるべく考えないようにして、まずは休息をとることに専念する必要があります。会社から仕事に関する連絡があっても、すぐに返事をしようと頑張らないことが大切です。
ただ、例外として、①休職の診断書を提出する必要がある、②傷病手当金の申請書を提出する必要がある など休職に伴う書類のやり取りがあると思います。その場合は、メールや郵送などの手段も使いながら、手続きは行うことになるでしょう。
少しずつ体調が回復し、復職の時期がある程度視野に入ってきてからは、職場とも定期的な面談などが必要になるでしょうが、まずは距離を取って、休養に専念することが、回復への最初のステップになるだろうと思います。
三杉