《心の健康》正しいか正しくないにハマらないこと【臨床心理士のつぶやき】
毎日、人は判断をします。
朝は、パン?ごはん?
今日の服は、スカート?ズボン?
靴はどっちの履いていく?
朝の準備だけでも判断だらけ。
他にもありますね。
自分がやりたいと思っていること。
けれど、相手はそれを望んでいない。
相手は期待をしているけれど、
自分はやりたくない。
こういった場合は、何が正解なんでしょうか?
何を持って、正しいとか正しくないとかが決まるのでしょうか?
答えは、【自分がしたいこと】。
少し説明しますね。
人が生活する上で、ルールがあります。
法律と呼ばれるものです。
これは、皆が安心して生活できるようにと、
決められたものです。
しかし、こういった法に触れない場合、
自分で判断をしても良いと委ねられます。
相手を尊重しないといけないかな?
けれど、自分もやりたいことがあるし。
気持ちがごちゃごちゃしてきます
こんな時の解決策は、【まず自分がやりたいことを優先させる】でしょう。自分の直感や気持ちを考えて、何をしたいかってことから始めてみるのが良いでしょう。
周囲からは揶揄されることもあるでしょう。
止めておけと止められたり。
離れてしまうこともあるかも。
相手にとっては、あなたの選択が正しくなくても、
あなたがしたいことが、正しいこと。
最後に自分で決めるのは、やっぱり自分なんですよね。
相手の顔色を伺ったり、
相手に合わせて意見を変えたり、
自分の意見を飲み込んだり。
そんなことはしなくて良いのです。
素直に自分の直感と気持ちに従って、まず一歩歩きだしてみましょう。
あれ?想像していたことと違っているぞ?
そんな風に気づいた時には、一旦立ち止まり、自分の今を再確認。
そのまま歩んでいくことも出来る。
少し後戻りをすることも出来る。
横道に進んでいくことだって出来る。
その場その場で考えて、その時の最適な判断をしていけば良いのでしょう。
何が正しいのか?
やっぱり自分が大切に思っていることが、正しい。
自分の判断を信じてあげればよい。
三杉