私の食に対する熱意は、そんじょそこらの人々に負けないほど強いものです。
学生時代、冷蔵庫に好物が入っていると家族の誰よりも早起きし、まだ眠る両親をゆすりながら「あれ食べていい?」と聞く。親が起きるまで強くゆすりをかけながら「ねえ、あれ食べていいの?」と何度も確認し、寝ぼけながらのOKをもらうと自分で朝食を準備していました。
今でも食に対する熱意は健在。誰かと外食する時も、美味しそうなお店を実際にこの目で見て回り、熟考に熟考を重ねたうえで入るお店を決める。そこから更にメニューをじっくりと眺め、美味しそうなものをたくさん注文。運ばれてきた食事を口に運ぶと、つい出てしまう「おいしー!」の声。
その美味しさから、このお店を選んだ自分たちへの敬意をこめてかたい握手を交わします。ひとりご飯の時は、心の中で自分と握手。本当によくやった、私たちの頑張りが、この美味しい食事という結果へ繋がったのだ、と。これが『美味しい同盟』の結ばれる瞬間です。
これからも私の美味しい同盟は続きます。
PN:ふかふかのお布団